福島原発事故が起きてから、もうすぐ4ヶ月が経とうとしています。
事態が収束する目処はいまだに立っていません。
避難指示区域(立入禁止)になっている半径20km圏内には
救助されずに取り残されている動物たちが居ます。
その動物たちを1匹でも救うために活動を続けている方々が居ます。
20km圏内に入り、保護できる動物は出来る限り保護して
保護できない動物にはエサを置いてくる。
しかし多くの犬や猫、牛や豚などの動物たちは残念ながら飢えや共食いの末に死んでいます。
今日ご紹介するのは、命がけで5km圏内のレスキュー活動を続けている
星さんご家族の活動記録から、1匹の犬の悲惨な最期の姿です。
目を背けたくなるでしょうが、これは現実に起きていることです。
現実起きていることの「氷山の一角」に過ぎません。
もっと数えきれないほどの動物たちが、20km圏内に取り残されて
この子のように飢えて苦しんで死んでいます。
どうしても救えなかった命もあるかも知れませんが、
ずっと信頼して共に暮らしてきたはずの飼い主に「そうなっても構わない」と「見捨てられた命」もたくさんあるという現実。
事故後、20km圏内に救助活動に入った方々の活動記録の中には、
室内で共食いの末に全滅した猫たちもいます。
事故以前は仲良く一緒に暮らしていた猫たちだったはずです。
なんとか必死にで生き延びようとした結果です。
こんな悲惨なことになってしまうのは、日本という国の「動物の命」に対する意識が
平均的に「低い」ということ以外にありません。
必要以上に産めや増やせやで「生産」される仔犬や仔猫たちは、
生後2ヶ月にも満たずにペットショップのショーケースに並べられて
その裏では、毎日800頭以上の犬や猫たちが「要らない」と、殺処分されている理不尽さ。
失われた動物たちの命への責任は「人間」としての「連帯責任」であるべきだと思います。
多くの動物たちの命が天寿を全うせずに失われている中で
1つでも多くの命を救おうと活動している方々が居るということを知って、どんな形でもいいので、少しでも支援をするべきだと思います。
1人1人の小さな意識変化を積み重ねていけば、何十年後かには動物たちにもう少し優しい国になっているかもしれません。
mellow cafeでは、星さんが吉祥寺在住の方ということもあって
微力ながら支援活動を呼び掛けたいと考えています。
ペットフード、餌水箱、リード、首輪、ケージ、キャリー、捕獲器などレスキュー活動に必要な支援物資を募集します。
フードは開封済み、賞味期限切れなどでも大丈夫です。
少しでも多く、どうかお願いします。
星さんご家族は、毎週吉祥寺から福島を往復し20〜5km圏内野動物たちの救助&延命活動を続けられています。
どの団体にも属しませんので、公的な援助は何もありません。しかし公的な援助を受けている団体には、救えない命を救っています。
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以下は、転載記事となります。
どうか目を背けないであげて下さい。
どうかこの子の顔を見てあげて下さい。
利口な犬だったに違いない。
この子の魂は大切なことを伝えようとしています。
何か支援を頂ければありがたいです。
1人でも多くの方が動物たちのために行動を起こすきっかけになれば この子の魂は救われると思います。
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